The Hurt Locker

「ハートロッカー」を観た。劇場公開された当時は迷った末「アバター」を観に行ったんだけど。3Dは私にはダメだったなぁ。。メガネも重かったし顔に跡がついた。。なにより、ちょっとぼやけた映像を見る=視力が落ちるというこども時代からの強迫観念がそれを拒否。私は2次元で充分満足!
映画は、戦争は麻薬だというメッセージを生々しく伝えていて、その生々しさはメッセージというよりただただ人間が繰り返す現実なのですが。私は宗教を持ってないし拳銃は見たことはあるけど発砲なんてもちろん経験ないし、例えば宗教戦争を繰り返す人々の歴史や憎しみの深さを計り知ることが出来ない、分かろうとしても分からない。宗教の違いでそこまで人を恨めるものかと。私はおそらく感じることのない感情だろうと。でももし大切な人を奪われたら、私はどうなるのだろう。報復?何も良いものは生まない。そんなこと分かっている。でもそんな言葉が一瞬でも頭に浮かぶのは事実だ。
今までの人生で一瞬人を憎んだ時期があったが、憎むパワーと同じくらい悲しみで自分の中が埋まった。そして、時間の経過と共にどす黒い気持ちはどこかに消えて、気が付いたら悲しみだけが残ってた。人を憎んでも良いことはひとつもないんだなと思った。
・・・話がそれた。例えがしょうもな過ぎたなぁ。
毎回思うのです。戦争映画を観て。戦争は絶対にいらない。街も文化も歴史も人の精神も破壊される。